ファスティング初級講座〜その4〜
〜腸管造血〜
血液は、食物が消化されて小腸の柔毛で作られています。小腸で作られた血液が全身の筋肉・骨・臓器となり、身体を形成します。
腸内環境を改善し、食を正すこと
は健康の基本なのです
〜腸は第二の脳〜
腸内環境は体だけではなく脳や神経も左右する説が明らかになりつつあります
腸内フローラは幸せホルモンのセロトニンや若返りホルモンのメラトニン
を作り出すトリプトファン(必須アミノ酸)に影響を与えることが研究報告されています
〜腸は免疫の要〜
免疫の70%~80%は腸でつくられています
小腸で60%
大腸で10%~20%
〜肌は腸の鏡〜
食生活の乱れなどが原因で悪玉菌優勢になってしまうと腸内環境が悪化し、 便秘になりやすくなります。 便秘になると腸内にアンモニアなどの腐敗物質が生産、腸管内で吸収され血管を経由し、体全体をめぐることで肌に到達、肌トラブルに直結しやすくなります。 腸内環境を整え 便通を良くすることが 肌質改善につながります
酵素は私たちが生きていくうえで欠かせないものです。
私たちのカラダの活動を家づくりに例えると、ビタミン・ミネラル・炭水化物といった栄養素は家を作るための材料、酵素はその材料を使って家を作り上げる大工さんです。
- 生涯体内で作られる酵素の量は生まれたときに決まっており、新たに作り出すことができません。
- 体内酵素がなくなったときが寿命になります。
- 体内酵素の量は遺伝子によって決っていて、作られる量は限度があり、図のように年齢とともに減っていくのです。
- 体内酵素は40代を超えるあたりから急速に減少を始めることも明らかになっています。
人類の飢餓との戦いの歴史の中で栄養が摂れず飢餓状態が続くとサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が働き始め、寿命を延ばし生命力・繁殖力を高めると言われています。
サーチュイン遺伝子は
- 酵素を作り出し
- 老化の原因となる活性酸素を消す物質を出す
- 免疫細胞を正常化して免疫力・抗酸化力UP
- 傷ついた細胞をスキャン・修復
- 若さを保つ働き
細胞が不要になったたんぱく質などを分解する
細胞内のリサイクル機能
auto=自分自身/phage=食べること
細胞に核のある全ての生物が持つ仕組み
- 細胞の中で正しく機能しなくなったたんぱく質などを、異常を起こす前に取り除く
- 栄養が足りないときにたんぱく質を分解して新しいたんぱく質やエネルギーを作り出す
体内エネルギー代謝の過程で脂肪分解時に生成
たくさん生成されると脂肪燃焼の効果もUP
α派を出すので脳のリラックス効果
- 抗炎症作用
- 抗酸化作用
- 抗肥満作用
- 神経保護作用
- 腎臓保護作用
- 心臓保護作用
- 認知症の予防・改善
- インスリン抵抗性改善
- エネルギー代謝調節作用
- ミトコンドリアの機能改善
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